失敗学 2009 1 26

 今や、超一流企業も、大慌て。
業績の下方修正、あるいは赤字で、あわてて事業のリストラ。
その上、泥縄式の経費削減。
さらに、資金繰りに奔走。
CPで市場調達が困難になったから、銀行に駆け込む。
 もちろん、優秀な人材が揃っているから、
やがて危機脱出する。
無我夢中で努力しているうちに、時間が、あっという間に過ぎ去ってしまう。
 しかし、ここで重要なことを忘れている。
我々は、どうして失敗したのか。
どういう過程で、過ちが発生し、それが大きくなったのか。
同じ過ちを繰り返さないために失敗学は重要である。
未来への教訓のために。
 現在、失敗学のための研究材料は、いくらでも揃っている。
しかし、時間が経てば、そういう研究材料はなくなってしまう。
 なぜ、歴史は繰り返すのか。
人間は反省しないと、同じ過ちを犯す。
その人間が歴史を作っているから、歴史は繰り返すことになる。














































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